欠陥住宅を買わないために

欠陥住宅が生まれるメカニズムとは

一軒の家が完成するまでには、たくさんの人が関わります。

 

そして、まさにピラミッドを作るように、
一つ一つの工程を下から順に積み上げます。

 

そして、その工程の積み上げは、
リハーサルややり直しが許されません。

 

ちょっとした行き違いが、取り返しのつかないミスに結びつきます。

ミスの発生原因

・基礎工事

 

家つくりの第一段階は、基礎工事です。

 

地盤の調査結果によっては、
基礎工事の前に杭工事や地盤改良工事などの
工事を行う必要があります。

 

基礎工事は、土を掘って基礎底を作り、
その上にコンクリートを乗せます。

 

土を掘ったり、その底に石を敷き詰めたり、
コンクリートの芯となる鉄筋を組むのも全て人の手によって行なわれます。

 

現在は、ユニットとして製品になっているものもあります。

 

ですが、曲がりの部分や鉄筋を切ったり貼ったりする部分は、
現場で調整することになります。

 

家づくりでは、1000分の5の水平レベルの狂いが問題になります。

 

この基礎工事を完璧な精度で仕上げるためには、
よほどの熟練と集中力を必要とします。

 

・家の骨格

 

基礎工事が終わると、建物の構造となる柱や梁などをくみ上げ、
家の骨格を築いていきます。

 

構造部分は、昔は棟梁が材料を見極め、
材の癖をみて使う場所を決め、
木材と木材を交互に交叉させる部分の
つなぎ手(仕口)の加工を施していました。

 

勿論、現在でも同じやり方をしているところもありますが、
プレスカットという工場加工で行なうことが多いです。

 

しかし、実際に現場でくみ上げるときは、
人の手でくみ上げます。

 

一軒の標準的な家を作るためには、
30?の材木が必要ですが、
土台、柱、梁、根太など全ての材木の寸法を
寸分も狂わせずに組み立てるのは高度な技術がなければできないことです。

 

欠陥住宅で問題となる工事事例で、
柱の寸法が合わず、宙ぶらりんになっているものがあります。

 

構造は、数千パーツありますが、
このうちのたった一つに不備があったとしても
柱の寸法が合わずに宙ぶらりん・・・というような事態が起こってしまうのです。

 

工事工程にはさまざまな工程があり、
関わる人もさまざまな職種の人がいます。

 

関わる人の全てが、欠陥住宅を作らないような努力、気配りをする必要があるのですが、
なかなかうまくいかず、うっかりミスなどから欠陥住宅が作られてしまうこと